今や空前のペットブーム　街や公園、海岸にはいろいろな種類の犬を連れた　いや犬に連れられた散歩の人達を沢山見かけます。　着飾ったワン君　綺麗にトリミングしたワンちゃん　町には動物病院、ペットショップが次々に出来ています。

「私は悲しいのです　この子は（犬）私の言う事はわかるのに　私はこの子の言う言葉がわからない」

「頬擦りしても　キスしても　においかいでも　愛が重いって言わないのよ」
愛犬愛猫はそれを受け止めてくれるもの　ポッチャンはポッチャンを通して飼い主のユーモラスな人間像を描きました。

しかしペットをブランドのハンドバックを身につけるような気持ちで飼う人達も増えています、又番犬として鎖につなぎ満足な散歩もしない　何故なら連れて歩いてもその様な飼い方をされている犬は見た目が悪い　飼うと言うよりは買う感覚のペットブームに便乗している人たちは同種犬が増えれば他のが欲しくなる　お金で買ったものだから手放すのも勝手と思うのでしょうか　またその様な人を相手にブーム犬を大量繁殖させる悪徳ブリーダーの存在
野菜は出来すぎれば捨てることによって生産調整をします　自動車なら売れなかった車は解体すればよい　では犬ならどうなるのですか
犬も猫もそのこたちが幸せだととっても可愛くなります（他人はどう思うかはわかりません）どんなに不細工でも可愛がられているという顔をしているもの　その顔の犬と散歩する事が一番のおしゃれ

沢山の犬が捨てられたり劣悪環境で大量飼育されています　それらを救助、保護しているポランティアの人達も沢山います　彼らはそれらの犬たちの第二の人生を与える為と　不幸なペットがこれ以上増えない為に犬猫に自らの費用で避妊、去勢手術をしています。
先進国では不幸な世界の人種を超えた子供を自らの家族として育てています。せめて動物を保護することは人間が人間として生きる為の使命と考えてもいいのではないでしょうか　
今だ集合住宅での犬猫禁止が平然とおこなわれています　犬猫禁止は人間の飼いかたの問題であって一律禁止は犬猫を放棄させる原因ではないでしょうか
皆が責任を持ってペットを飼える世の中になって欲しいのです
　いらなくなって公共の処理場に連れて行かれています
公共の処理施設では一部里親募集もしています

ポッチャンによって一匹でも多くの悲しい運命を背負った犬の第二の人生が明るくなりますように　絵描きとして何が出来るかを考えた時この様な形になりました。